18%Niを基本成分として、Co、Moを含有し、これにTi、Alを添加したもので、
820℃程度の温度で溶体化処理を行い、マルテンサイト状態で約500℃にて時効処理を行うことにより、
高い強度と優れた靭性を兼ねた析出硬化型の材料で、Co、Ti等の成分を調整して、
140kg/mm2~260kg/mm2級のマルエージング鋼を製造することが出来る。
特徴
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1
200kg/mm²以上の高い耐力のものが得られる。
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2
強度に比して靭性に優れ、切欠引張強度が大きい。
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3
衝撃特性に優れ、低温域での劣化が少ない
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4
寸法変化が少なく精密部品に適する。
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5
高温強度が優れ400℃までは、強度低下は極めて少ない。
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6
冷間加工硬化が少なく、加工性、溶接性もよい。
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7
熱膨張係数が小さい。
(鈴木住電 神鋼鋼線 日本高周波 大同特殊鋼)
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