- (1) Ti-224
- チタンに22%のバナジウムと4%のアルミニウムを添加して、
機械特性と加工性を改善したβ合金。
加工性が良く数10μmの極細線も可能。
時効処理で高強度・高耐食ばねになる。
(日本精線)DAT51
- (2) KS6−4
- チタンに6%アルミと4%バナジウムを添加したα+β合金。
強度と加工性はβより劣るがコスト優位。
医療用にはELI材が使われる。
(神鋼鋼線)DAT5
- (3) Ti-6-4ELI
- 6-4の清浄材で低温靭性を改善したもので、主に医療用に使用。
(大同特殊鋼)DAT5E
- (4) Ti-6-7
- 6%アルミ、7%ニオブを添加、有害なバナジウムを排除。
耐食性と強度重視。
純チタンと同様に生体適合材として欧米で認可。
(大同特殊鋼)DAT67、ASTMF1295
用途
- インプラント(人口骨 歯根 整形外科処置具)
- メガネフレーム
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